|
|
自律神経は、時として心の影響を強く受ける神経です。そのため自律神経失調症の症状が出るのは、心や気持ちの持ち方が影響していると思われます。では心身症との違いは?というと、確かに、心の問題が影響することでは似ています。しかし、本来心身症とは、心が原因で起きるからだの病気のことを言います。ストレスで胃潰瘍、心が傷ついて高血圧症、心の問題でぜんそくになる気管支ぜんそく、これらは、心の問題が要因でからだに病気が起こる心身症なのです。一方、直接的にからだに病気が無く、症状だけを訴えている場合は、とりあえず自律神経失調症と考えられます。 |